水素水とミネラルウォーターの違い

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市販されている水を水道水の代わりに使用することが多くなってきました。

水の安全性に関する意識が高まってきたことが大きな理由の一つでしょう。

それに加えて、たかが水であっても健康や美容に良い効果があるということが理解されるようになってきたのも重要な点です。

その結果として世の中には様々なタイプの水が流通するようになりました。

その中でも最も新しい部類に入るのが水素水です。

逆に古くからあるのがミネラルウォーターですが、両者には大きな違いあります。

どちらも健康にも美容にも良いと期待はできますが、含まれているものもその作用にも違いがあるのです。

水素水は水を溶かした水であり、得られる効果は水素に由来しています。

これが健康や美容に良いと言われるのは水素によって体内の活性酸素を無害な水に変換することができるからです。

活性酸素は高い酸化力を持っているため、身体の中にある脂質などを酸化して健康を害してしまいます。

この酸化ストレスに抵抗することができるのが水素水を飲む効果です。

一方、ミネラルウォーターはミネラルの調整が行われた水であり、カリウムやマグネシウム、カルシウムなどの必須のミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。

微量元素と呼ばれるクロムやマンガン、バナジウムなどを含んでいるものもあり、身体にとって欠かせないミネラルを少しずつでも摂取できるように調整されています。

このため、ミネラルの欠乏が原因になって生じている様々な症状を改善したり、その予防をしたりする目的で優れている水がミネラルウォーターです。

このように水に対して溶かしてあるものが水素かミネラルかという点が大きな違いです。

健康や美容を獲得するためのアプローチとして、身体にとって有害なものを取り除くために水素水を飲むという方法と、身体にとって必要なミネラルを摂取するためにミネラルウォーターを飲むという方法とがあり、どちらかを選ぶことも併用することもできるのです。